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宮城・南三陸でサケ稚魚放流開始 採卵減、昨季の1割

サケの稚魚を八幡川に放流する組合員

 宮城県南三陸町志津川の八幡川で7日、町の主力魚種であるサケの稚魚放流が始まった。漁獲不振で採卵数が少なかったため、今季の放流数は100万匹ほどで、昨季のわずか1割台にとどまる。
 志津川淡水漁協の組合員ら約10人が作業に当たった。ふ化場から6センチほどの稚魚43万6000匹をトラックで八幡川の護岸に運び、ホースを使って流した。
 町地方卸売市場の2019年の秋サケの水揚げは、前年の2割と記録的不漁になった。河川を遡上(そじょう)したサケの採卵や他河川からの移入卵が大幅に減少。海で取った親サケ「海産親魚」の採卵も低調だった。
 放流は3月に終わる予定。サケは3〜4年後、八幡川に戻るという。志津川湾水系さけます増殖協会の千葉純一さん(34)は「稚魚の飼育は順調で、体長は例年より一回り大きい。大きく育ち、回帰してほしい」と話した。


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2020年02月08日土曜日


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