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未来志向のまちづくり挑戦 仙台市議会開会、市長が施政方針

 仙台市議会2月定例会が7日開会し、郡和子市長が新年度の施政方針演説を行った。市政運営のテーマを「多様な力で未来をつくる、新たな杜の都への挑戦」と強調。新総合計画(2021〜30年度)の策定に触れ「未来志向のまちづくりに向けたチャレンジの年にしたい」と決意を表明した。
 最初に言及したのは若い力の育成。「子どもたちの個性を尊重する環境づくりが重要」と述べ、いじめや不登校対策、学習環境の整備を進める方針を示した。児童虐待対策を強化し、5歳児の発達相談も始め「子育て応援のまちづくりに全力で取り組む」と語った。
 「学都」の潜在能力を都市活力の創出に生かすため「暮らし、働く舞台として多くの若い世代を引きつける」と強調。まちづくり若者会議(仮称)の設置などを挙げ「若者の視点を施策に生かし、創造の文化が息づくまちづくりを進める」との方向性を打ち出した。
 次世代型放射光施設の整備、都心再構築プロジェクトを推進するとし「仙台への期待感を実感する。機運を逃さず、積極的に施策を展開する」と力を込めた。
 防災環境都市づくりは新年度に発生10年を迎える東日本大震災の教訓発信、都市型水害への対応強化に取り組み「経験や知見を次世代に継承する」と語った。
 郡市長は「多様な人々のチャレンジ精神が発揮され、輝き続ける街として次の時代へ引き継ぐことが、震災の苦難を乗り越え、ここに生きる私たちの使命」と演説を締めくくった。


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2020年02月08日土曜日


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