宮城のニュース

東北大の英語授業でTOEFL活用 新年度から全1、2年生対象

 東北大は新年度、国際的な英語能力試験TOEFLを提供する米国の民間試験サービス(ETS)と連携し、全学部1、2年生の英語授業に世界基準の教育プログラムを導入する。実践的な英語力を学生に身に付けてもらうのが目的で、ETSとの連携は日本の大学では初めて。
 ETSプログラムは新1年生から適用する。1、2年生の英語授業は今後、従来通り担当教員が個別に選ぶ教材と、TOEFL教材の2本立てになる。
 導入に向け、授業を担当する学内外約70人の教員を対象に研修を実施している。
 英語力の評価だけでなく、学習意欲、テストの波及効果を測る指標も活用するほか、ETSと学習、教育プログラムの改善に向けた共同研究にも取り組む。
 東北大はこれまでも年2回、学生にTOEFLを受検させ、英語の成績に一部反映させていた。担当の岡田毅・大学院国際文化研究科教授は「読んで翻訳する授業だけでは世界で評価されない」と指摘。「研究で求められる英語力を身に付けることが大切だ。1、2年生で集中的に取り組んでもらいたい」と話す。
 ETSは教育分野での試験、評価、研究を行う非営利組織。TOEFLは、英語圏の大学などが非英語圏出身者の留学、研究希望者の英語力を判定する際、広く用いられている。


関連ページ: 宮城 社会

2020年02月08日土曜日


先頭に戻る