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仕事も休暇も仙北で あきた芸術村にワーケーション施設 首都圏勤務者の滞在狙う

開所した「センボクコンプレックス」

 仕事と休暇を組み合わせた「ワーケーション」と呼ばれる働き方を可能にする施設が6日、秋田県仙北市のあきた芸術村に開所した。今年夏の東京五輪・パラリンピックで通勤の混雑が予想される首都圏のIT(情報通信)企業などに狙いを定め、滞在客を呼び込む。 事業はあきた芸術村を運営するわらび座(仙北市)が、ITコンサルティング会社の東北ITブック(秋田市)などと共同で展開する。施設名は仙北の複合体を意味する「センボクコンプレックス」と名付けた。
 芸術村内にある既存の建物にテレワークの拠点を整備。約65平方メートルにオフィス家具やプロジェクター、無線通信Wi−Fi(ワイファイ)などを設置した。開室時間は平日午前10時〜午後5時。創業やマーケティングの支援にも取り組むという。
 宿泊は芸術村のホテル「温泉ゆぽぽ」を利用してもらい、農業や工芸品制作の体験が村内で楽しめる。劇団わらび座のミュージカル観劇や、劇団が実施する表現力を磨く研修も受けられる。料金は滞在期間や人数、目的によって設定し、12月末までに10社計200人の利用を目標に掲げる。
 芸術村は周囲に水田が広がるなど自然環境に恵まれ、田沢湖や乳頭温泉など人気の観光地にも近い。
 6日に記者会見したわらび座の山川龍巳社長は「ゆくゆくは家族で来てほしい。親は午後3時まで仕事をし、その間に子どもは農作業や遊びで五感を刺激するという過ごし方ができる」と魅力をアピールした。


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2020年02月08日土曜日


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