秋田のニュース

全国の来訪神集結、舞台で再現も 男鹿でサミット

石川県輪島市に伝わる「能登のアマメハギ」。各地の来訪神行事が再現された

 秋田県の男鹿半島に伝わるナマハゲなど全国各地で「来訪神」の行事を継承する関係者が一堂に会するサミットが7日、男鹿市であった。市内の真山神社で始まった「なまはげ柴灯(せど)まつり」に合わせて開かれた。
 8県の来訪神行事10件が2018年11月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことを踏まえ、男鹿のナマハゲ保存継承協議会と男鹿市が主催した。
 菅原広二市長が「登録を機に地域活性化と連携を図りたい」とあいさつ。文化庁主任文化財調査官の小林稔氏が来訪神について解説した。
 東北から九州までの九つの保存会関係者が「来訪神行事を未来へつなぐ」をテーマに意見交換した。無形文化遺産登録後、観光客が急増した地域があることなどが報告された。
 小林氏は「来訪神行事は地域の秩序を維持するのが目的で、人に見せるために続けているわけではない。本質を理解し、適切な見せ方を考えていく必要がある」と指摘した。
 大船渡市の「吉浜のスネカ」、登米市の「米川の水かぶり」、山形県遊佐町の「遊佐のアマハゲ」、石川県輪島市の「能登のアマメハギ」の実演では、それぞれの来訪神が迫力ある姿を舞台上で繰り広げた。最後に多数のナマハゲが登場し、会場を盛り上げた。


関連ページ: 秋田 文化・暮らし

2020年02月08日土曜日


先頭に戻る