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避難所を開設し誘導 大河原中で受け入れ訓練実施

避難者に毛布を手渡す防災プロジェクトチームの生徒たち

 宮城県大河原町大河原中(生徒591人)で昨年11月に結成した防災プロジェクトチームの1、2年生16人が8日、大規模水害を想定した避難所開設と避難者約50人の受け入れ訓練を、同校で初めて実施した。
 訓練は大雨特別警報が発令され、町内が浸水したと想定。16人は校舎3、4階の教室の机などを片付けて避難所を設け、避難者の名簿を作成するなどした。避難者役の保護者らを、家族や負傷者などに分けて避難所の教室に誘導し、水や食料、毛布を配布した。
 訓練は当初の想定より40分早く終了し、混乱もなかった。それでも、2年の佐藤妃花(ひな)さん(14)は「誘導がうまくいかない場面があった。今後もチームで話し合いを重ねて、避難者を迷わせないようにしたい」と気を引き締めていた。
 チーム結成は昨年10月の台風19号被害がきっかけ。当時、同校には住民約350人が避難してきたが、想定外の人数に十分対応できなかった。同様の災害が発生しても、生徒が対応できるように訓練の準備を進めてきた。


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2020年02月09日日曜日


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