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「ホーホー」一緒に真っ黒顔 加美・切込で裸カセドリ

男衆に墨を塗られ、泣きだす子ども

 宮城県加美町宮崎地区の切込集落で8日、小正月行事「切込の裸カセドリ」があった。腹帯姿の男衆18人が住民の顔に墨を塗って回り、火伏せと厄払いを祈願した。
 午後7時40分ごろ、男衆はわらを束ねた「ワラボッチ」をかぶり、へそびと呼ばれる釜のすすを顔に塗って同町の陶芸の里ゆ〜らんどを出発。「ホーホー」と奇声を上げて集落を走り、訪れた家で「ご祝儀、ご祝儀」と唱えながら家人らの顔にへそびを擦り付けた。
 祖父母宅で男衆を迎えた大崎市岩出山小5年中島汰空(たく)君(11)は顔を真っ黒にして「毎年だけど楽しいし、興奮する」と喜んだ。
 切込の裸カセドリは200年以上続いているとされ、県無形民俗文化財に指定されている。


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2020年02月09日日曜日


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