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「純米吟醸 摺上川」新酒お披露目 農作業参加の外国人50人と味わう

外国人と地元住民が「摺上川」の完成を祝った交流会

 福島県在住の外国人が酒米の田植えや収穫を手掛けた日本酒「純米吟醸 摺上川(すりかみがわ)」の新酒が8日、福島市飯坂町の果樹園でお披露目された。参加した外国人は手製の地元料理をさかなに住民らと交流した。
 地元農家らによる「飯坂温泉地酒をつくる会」のメンバーと中国、ハンガリーなど5カ国出身の外国人ら約50人が参加。名物の円盤ギョーザや飯坂温泉の若旦那が作った豆腐のみそ漬けなど、7種の料理とともに新酒を味わった。
 「摺上川」はつくる会と飯坂温泉観光協会が2017年度から造っている。地元で栽培・収穫した酒造好適米「夢の香」と地域を流れる摺上川の水を使い、市内唯一の蔵元である「金水晶酒造店」が醸造を担う。
 訪日外国人旅行者(インバウンド)の受け入れ態勢強化を支援する県北地方振興局の提案もあり、初年度から外国人に酒造りへの参加を呼び掛けている。
 米国出身で市内に住む英語指導助手のデビッド・ベンソンさん(27)は「地元住民と農作業ができて、地域の一員になれたような気がした。育てた米がおいしい酒になってうれしい」と語った。


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2020年02月09日日曜日


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