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仙台の百貨店でバレンタイン商戦盛況 ライブ感演出、人気チョコをイートインで

フランスのショコラティエが客の前でスフレを作ったデモンストレーション=仙台三越
ルビーチョコレートを使った限定パフェを会場で味わえる=藤崎本館

 14日のバレンタインデーを前に、仙台市の百貨店では人気のチョコレートを集めたイベントが盛況だ。その場で食べられるイートインコーナーを充実させ、国内外のショコラティエによる実演なども企画。ギフト向けに選ぶだけでなく、買い物客自身が楽しめるライブ感を演出している。

 仙台三越で1月30日に始まった「サロン・デュ・ショコラ」は、初登場16を含む国内外の約100ブランドが出店。ソフトクリーム、フォンダンショコラといったメニューを味わえるブースは前年の7店から10店に増えた。
 期間中は15人の職人が会場に駆け付ける。2月6日はフランスのショコラティエが登場し、チョコレートスフレ作りを実演。生クリームの脂肪分、チョコレートのカカオ率といった細かいレシピまで披露した。
 若林区の主婦岩井和香子さん(44)は「毎年チョコを買っている店の職人に会える貴重な機会。直接質問もできてうれしかった」と感激した様子だった。
 消費税増税や新型コロナウイルスの感染拡大を背景にした消費マインドの落ち込みが懸念される中、期間前半の売り上げは前年並みに推移。前年より開催を2日間延長し、1割増を見込む。担当者は「何回も訪れてもらえるようイベント性を高めた。幅広い客層が来る好機として、他の売り場への買い回りにもつなげたい」と話した。
 藤崎は82ブランドが並ぶ「ショコラマルシェ」を1月29日から開いている。イートインでは、大崎市鳴子温泉のジェラート専門店「なるこりん」が2月6日から限定パフェを2種類販売。ジェラートの全国大会で優勝したルビーチョコレートと地元の桃を合わせた自信作を提供する。
 宮城野区の会社員今野朱美さん(52)は「チョコを買うというより、パフェを食べるために来た。他の味も試したいのでまた足を運びたい」と話した。
 ほかに、抹茶やスダチといった国産の食材を取り入れた「八芳園」、100種類のデザインからメッセージがつくれる「DECOチョコ」が初めて出店。日替わりの店もあり、期間中のリピーターを増やす。


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2020年02月10日月曜日


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