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福島県産新ブランド米「40号」 名称「福、笑い」に決定

 福島県は10日、県産のトップブランド米として2021年に本格販売を始める「福島40号」の名称を「福、笑い」に決めたと発表した。東京電力福島第1原発事故の影響で落ち込んだ県産米全体のイメージを回復させ、他品種も含めた価格の引き上げにつなげる。
 内堀雅雄知事が定例記者会見で「生産者にも消費者にも笑顔が訪れるようなコメになってほしい」と命名理由を説明した。特徴的な「、」に関しては「一般的な言葉の福笑いとは違い、『福島』と『笑顔』の両方の意味があると分かりやすくするため」と述べた。
 県は昨年9〜10月に名称案を募集し、全国から6234点の応募があった。最終選考には「福、笑い」の原案を含め6点が残り、クリエーティブディレクター箭内道彦さん(郡山市出身)ら外部専門家のアドバイスを踏まえて決定した。
 県によると「福、笑い」は大粒で強い甘味と香りがあり、軟らかめに炊き上がる特徴がある。県は生産者を登録制にするなどして品質を高め、店頭価格で全国の高級ブランド米と同等の1キロ500円以上を狙う。
 県産米の相対取引価格は原発事故前の10年産で全国平均比98.4%だったが、事故の影響などで14年産で89.6%まで低下。18年産は97.3%まで持ち直したが、なお全国水準に届かない状況が続いている。


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2020年02月11日火曜日


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