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地上イージス配備は困難 自民秋田県連幹部が菅長官、防衛相に申し入れ

河野防衛相(中央奥)に申し入れする金田氏(右から3人目)ら自民秋田県連幹部=12日、防衛省

 秋田、山口両県が候補地となっている地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の計画を巡り、自民党秋田県連の幹部が12日、菅義偉官房長官と河野太郎防衛相に、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場への配備は困難だとの考えをそれぞれに伝えた。県連幹部によると、菅氏は「重く受け止める」と応じたという。
 県連会長の金田勝年衆院議員(秋田2区)らが首相官邸を訪れ、非公開で菅氏に申し入れた。金田氏は面会後、「住宅地などにあまりに近く、住民感情を考えると(新屋への)配備は無理と言わざるを得ない」と報道陣に述べた。
 官邸訪問に先立ち、一行は防衛省で河野氏と面会。県連の要望書を受け取った河野氏は「地元の理解は重要だ。要望を重く受け止め、ゼロベースでしっかり検討したい」と話した。
 計画を巡っては、昨年5月公表の調査で数値ミスなどが発覚し、秋田県側で反発が強まった。同省は外部の業者に委託し、新屋演習場を含む20カ所の候補地で再調査を実施中で春にも結果がまとまる。
 出席者によると県連側は最適地がない場合、候補地以外を含めた検討を提案。河野氏は「もちろん参考にしたい」と答えたという。
 県連副会長の鶴田有司県議は取材に「菅氏や河野氏から明言はなかったが、新屋への配備はない方向に進むと感じた」と述べた。
 佐竹敬久秋田県知事と穂積志秋田市長は1月31日、河野氏と防衛省で面会して新屋への配備は受け入れられない旨を伝えている。


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2020年02月13日木曜日


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