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事業系ごみを家庭用に19年間混入 横手の会社、処理費1772万円払わず

 秋田県横手市は12日、市内の廃棄物収集運搬業「渡部産業」が契約先の事業所から出たごみを19年間家庭ごみと偽って焼却場に運び込み、事業系ごみの処理手数料計1772万円(推計)を不正に免れていたと発表した。昨年12月に損害賠償を請求し、男性社長と男性役員を12日に刑事告訴した。
 市によると、同社は2000年4月〜19年6月、処理が有料の事業系ごみを無料の家庭ごみに混ぜ、家庭ごみとして搬入した。事業系ごみ10キロ当たり、現在130円かかる処理手数料を支払わなかった。
 19年6月に市の抜き打ち検査で、大量の介護用おむつなどが見つかった。不正が発覚した時、収集運搬車に乗っていた男性社長と男性役員を、市は詐欺未遂容疑で横手署に告訴した。
 市の推計では不正に搬入された事業系ごみは19年間で約1700トンに上り、利息を加えて計2486万円を損害賠償請求したという。市生活環境課の東海林宗徳課長は「業者への指導を徹底し、再発防止に努める」と述べた。


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2020年02月13日木曜日


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