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女川1号機廃炉の審議終了

女川原発

 原子力規制委員会は13日、東北電力女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市)の廃炉工程をまとめた「廃止措置計画」の4回目となる審査会合を開き、実質的な審議を終えた。規制委の認可や立地自治体の了解を経て、2020年度にも廃炉作業が始まる可能性がある。
 東北電は1号機の使用済み核燃料について、作業の第1段階で3号機のプールに搬出する従来の記載に加え、再処理事業者に譲渡する選択肢も明記。既設の非常用ディーゼル発電機を非常用電源とする理由を「現時点で十分な使用実績があり信頼性が確認されている」と強調した。
 規制委側から異論は出なかった。東北電の担当者は会合後「必要な説明や回答は尽くした」と話し、同社として初の廃炉作業へ安全確保や放射線管理に万全を期す考えを重ねて示した。
 計画によると、4段階で進める作業は34年を要し、20年度に着手した場合、53年度に終える見通し。第2段階以降、約6140トンの発生を見込む低レベル放射性廃棄物は具体的な処分先が決まっていない。


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2020年02月14日金曜日


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