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女性消防団員が意見交換、今後の課題を共有 宮城・岩沼

女性消防団員の活動の在り方を話し合った意見交換会

 宮城県南部の女性消防団員の意見交換会が15日、岩沼市中央のホテル桃幸であり、活動状況や今後の課題を話し合った。岩沼市消防団の呼び掛けで初めて実施された。
 岩沼、白石両市と蔵王、村田、柴田の3町の女性消防団員約20人が参加。白石市の団員は、女性ならではの役割として紙芝居で幼児に防火や防災を伝えている取り組みを紹介した。
 女性団員の確保や活躍の場づくりが、課題に挙がった。岩沼市の団員は「東日本大震災では避難所に女性リーダーがおらず、苦労した。女性は災害弱者になりやすい」と指摘し、女性団員が果たす役割の重要性を強調。蔵王町の団員は「災害時には声掛けして手伝いたい」と述べ、地域を越えた連携を呼び掛けた。
 全国の女性消防団員数は約2万6600人(2019年4月1日現在)で、全体の3.2%。県内の女性団員数は全体の2.6%の495人(19年10月1日現在)で、県南4市9町は1.1%の34人にとどまっている。
 県消防協会長を務める大村昇岩沼市消防団長は「次世代につなげるため、魅力ある消防団にしなくてはならない。女性団員の加入を活発化させ、住民の安心安全につなげたい」と話した。


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2020年02月16日日曜日


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