宮城のニュース

患者が望む終末期を 医療関係者が仙台でシンポ

終末期について考えたシンポジウム

 宮城県医療ソーシャルワーカー協会(仙台市)は15日、自分らしい終末期の迎え方を考えるシンポジウムを仙台市青葉区のホテルで開いた。県内の医療機関や高齢者施設で働く医療ソーシャルワーカーや看護師ら約140人が参加した。
 帝京大病院(東京)の三宅康史高度救命救急センター長は、病気などが進行し意識のない状態で運び込まれる高齢者が増えている現状を説明。「多くは意識が戻らず、本人や家族の意思を踏まえて延命治療の続行を判断する。家族の意思決定を支えるスタッフ『メディエーター』の役割が重要になる」と指摘した。
 在宅がん患者の緩和ケアを手掛ける岡部医院(名取市)の佐藤隆裕院長は、自らが望む終末期の医療やケアを事前に考える「アドバンス・ケア・プランニング」の重要性を強調。「してほしくない治療、療養場所などを家族や主治医らと前もって話し合うことが大切だ」と述べた。


関連ページ: 宮城 社会

2020年02月16日日曜日


先頭に戻る