宮城のニュース

仙台市消費生活センター4月から日曜と祝日は休館 平日も短縮、相談員負担減図る

日曜祝日が休館となる市消費生活センター

 仙台市は年末年始を除き毎日相談を受け付けている市消費生活センター(青葉区)を4月以降、日曜と祝日は休館にする方針を決めた。平日に比べ、土日祝日の相談件数は大幅に少なく、時間帯も朝夕に集中するため。平日と土曜の受け付け終了も1、2時間早め、2交代制の相談体制を廃止し、相談員の負担軽減を図る。
 現在の相談時間は平日、土日祝日とも午前9時〜午後6時。相談員が早番、遅番の2交代勤務で対応している。4月以降は平日を午前9時〜午後5時、土曜を午前9時〜午後4時とし、相談員の勤務を統一する。
 市によると、1日平均の相談件数は平日が電話49.5件、来所4.6件に対し、土日祝日は電話15.2件、来所1.9件で大きな差がある。電話は平日午前10時と午後4時ごろ、来所は平日午前9時と午後1時ごろに集中し、いずれも午後5時以降に大きく減る。
 日曜祝日は弁護士会やクレジットカード会社など、相談に関連した主な問い合わせ先が休みになり、相談者への回答が一時的な助言にとどまってしまう場合もある。そうした点を踏まえ、午後5時以降や日曜祝日に開館する効果は極めて小さいと判断した。
 相談員は現在13人。8人が50代後半以上で高齢化が進む。新たな人材を募集しても応募は皆無に等しく、なり手不足が深刻化している。祝日が多いと、相談員の休日確保で平日の対応を休止せざるを得ず、2交代制の維持は限界に来ている。
 全国20政令市の消費生活相談で、毎日対応は相模原、京都、大阪の3市のみ。相談時間が仙台より長いのは札幌、川崎、広島3市にとどまるという。
 内海明所長は「2022年に成人年齢が引き下げられ、18歳でクレジットカードが持てるため、消費生活トラブルの増加が懸念される。センターの重要性は高まるため、平日に相談員を手厚く配置し、体制を強化したい」と理解を求める。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2020年02月17日月曜日


先頭に戻る