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JR福島駅東口に複合ビル3棟計画 26年度の開館目標

 福島市は19日、JR福島駅東口に整備を進める再開発ビルの基本計画素案を公表した。地権者らによる市街地再開発準備組合と連携して2022年度から百貨店「中合福島店」が入る建物(同市栄町)などの解体に着手し、25年度末までに商業施設やホテル、ホールを備えた複合ビルを3棟建設する。26年度の開館を目指す。
 複合ビルのうち福島駅側の2棟の4階以上を、市が所有するコンベンション(交流・集客拠点)施設に充てる。
 1500席の大ホールは各種市民団体などの発表会に加えアーティストのコンサート、3000人規模の大会や学会の利用などを想定。物産展や資格試験に対応する1500平方メートルのイベント・展示ホール、市民団体などの文化活動の場にもなる練習・会議室も整備する。
 3棟の1〜4階部分には商業施設を配置し、県都の中心市街地としてのにぎわい創出を図る。立体駐車場のほか、バンケット(宴会)機能を備えたホテルを設ける。人の流れを上層階へとつなげるため、日常的に市民が利用できる共用空間をつくる計画もある。
 別棟の分譲住宅も計画する。
 再開発ビルの敷地面積は約1万3200平方メートル。市所有のコンベンション施設の概算事業費は、他市の類似施設を基に約150億円とみている。目標利用者数は年間約32万人と設定。経済波及効果は年間約21億〜32億円と見込む。
 素案は市役所であった福島駅前交流・集客拠点施設整備基本計画策定委員会の会合で示した。出席した委員11人からは管理運営に関する質問があり、市は「民間と共同での管理運営を検討したい」と回答した。
 市は委員会で出された意見を踏まえ、3月中に基本計画を取りまとめる。


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2020年02月20日木曜日


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