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3月避難指示解除の福島・双葉町 産業拠点にビジネスホテル進出、今秋開業目指す

協定を結んだ清信社長(右)と伊沢町長

 東京電力福島第1原発事故に伴い全町避難する福島県双葉町で、3月4日に避難指示が先行解除される中野地区に整備中の復興産業拠点にビジネスホテルが進出する。19日、経営するアルムシステム(北海道帯広市)が町と立地協定を結んだ。
 町内への宿泊施設立地は事故後初。町から借りる用地1万1400平方メートルに木造2階の3棟を建築し、今秋までの開業を目指す。シングルを中心に計134室を用意する。
 今夏開館する県の東日本大震災・原子力災害伝承館に隣接し、国と県が整備する復興祈念公園にも近い。一時帰宅する町民や廃炉、復興事業の従事者、旅行者などの利用を想定する。
 いわき市内の仮役場で協定締結式があり、清信祐司社長は「町の方に働いてもらうとともに、多くの人に町を訪ねてもらい、帰ってみたい、働いてみたい、と思われるよう協力したい」と話した。伊沢史朗町長は取材に「町民が宿泊し、町の復興状況を見てもらえるのは喜ばしい」と期待した。


2020年02月20日木曜日


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