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ウガンダから謝意、達成感 仙台育英高生が布ナプキン支援 プロジェクトの成果報告

仙台育英高生の(右奥から)レイチェルさん、大石さん、津田さん3人に国際貢献への考え方などを学んだイベント

 手作りの布ナプキン800枚をアフリカのウガンダへ送る「ウガンダ ガールズ プロジェクト」を成功させた仙台育英高の女子生徒を囲み、活動の成果や教訓などを共有するイベントが仙台市青葉区のエル・ソーラ仙台であった。来場者は、生徒の熱意と行動力に感心しつつ、女性を取り巻く環境や社会貢献への考え方などに理解を深めた。
 プロジェクトに取り組んだ生徒は、外国語コース3年津田京香さん(18)、大石奈桜(なお)さん(18)とウガンダからの留学生ナルターヤ・レイチェルさん(19)。
 3人は、生理用品が買えず生理期間中に学校に行けないウガンダの少女たちを助けたいと、昨年5月から約4カ月間で多くの人の協力を得ながら布ナプキン800枚を完成させた。11月にウガンダの少女300人の元に届けられ、「効率的に使えて助かっている」と喜ぶ声が寄せられた。
 津田さんは、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に着目したことを振り返り「ジェンダー平等や質の高い教育をみんなが受けられる社会を目指した。自分の住む東松島市がSDGsを掲げていて、協力をお願いした」と語った。
 同市などで4回開いた製作会には約100人が参加し、当初目標の200枚を上回る数を作ることができたという。
 大石さんは「最初は布ナプキンのことも知らず、最後までやれるか不安だった。現地の女の子たちが今、布ナプキンを使えていることに、大きな達成感がある」と話す。レイチェルさんは「社会貢献は自分の周りを見て、困っている誰かに手を差し伸べることから始められる。小さいことでもいい」と力を込めた。
 イベントは8日開催。主催した仙台市男女共同参画推進センターの担当者は「生理に困るという女性の問題解決に取り組んだ3人の声が広がり、自分も何かできると行動を起こすきっかけになればうれしい」と話した。


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2020年02月21日金曜日


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