宮城のニュース

自動釣り銭機 お蔵入り一転 新年度デビュー 仙台市交通局方針

 仙台市地下鉄の全駅で自動釣り銭機が使われず5年間保管されている問題で、市交通局は21日、新年度に駅窓口で使用を始める方針を明らかにした。同日の市議会都市整備建設委員会で説明した。お蔵入りの状態から一転、晴れてデビューを迎えることになった。
 市交通局によると、釣り銭機は新年度早々に南北線と東西線の駅窓口35カ所に1台ずつ設置。切符の乗り越し精算や払い戻し、両替で現金を出し入れする際に使うことを検討している。
 駅ごとに売り上げを集計するシステムと連動しないため、釣り銭機を通した売り上げは駅員が手作業でシステムに入力するという。窓口に設置しない2台は予備機とテスト機にする。
 釣り銭機の導入は窓口で相次ぐ釣り銭ミスを防ぐため、2014年12月のIC乗車券「イクスカ」利用開始に合わせ、市交通局が1480万円で37台を購入した。窓口に設置する直前、釣り銭機とシステムが連動しないことが判明。日の目を見ぬまま機器室などに取り置かれる事態となった。
 加藤俊憲交通事業管理者は「発注前の関係部署間の意思疎通の悪さに加え、長期間使われていないことも共有されていなかった。今後は風通しのよい職場環境を目指す」と釈明した。


関連ページ: 宮城 社会

2020年02月22日土曜日


先頭に戻る