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地ビールかす×豚=美味 飼料に活用 ブランド肉開発 山形・西川

飼料に活用したビールかす(右)と月山maltポーク

 山形県西川町の飲食店会は、町内産地ビールの搾りかすを使った飼料で育てた豚「月山malt(モルト)ポーク」を商品化した。一般的な豚肉より柔らかく、うま味があるという。
 「道の駅にしかわ」を運営する傍ら地ビール「月山」を醸造する第三セクター「町総合開発」が、絞った後の麦芽かすの処理に年間約30万円も費やしていることを飲食店会の会員が知り、会として有効活用できないか検討し、豚の飼料にするアイデアが浮かんだ。
 麦芽のかすを天日干しして保存性を高め、同県庄内町の養豚業者が配合飼料と共に豚に与えて飼育。2018年から名前の公募や商標登録などを進め、本格販売が可能になった。
 17日に西川町内で行われた発表会では、小川一博町長や飲食店関係者ら約60人がしゃぶしゃぶやソーセージなどを試食。飲食店会会員で同町の旅館「仙台屋」の清野正一館主(67)は「とても柔らかく、おいしい。旅館でも提供したい」と話した。
 発案者の一人で飲食店会の阿部誠会長(52)は「豚肉は調理の際、ビールを使用すると柔らかくなることに着目して試料に活用した。新たな特産品として広がってほしい」と語った。
 月山maltポークは18日から町内の精肉店で100グラム200〜300円で販売されている。
 連絡先は町商工会0237(74)3135。


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2020年02月22日土曜日


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