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仙台市青年文化センターとイズミティ21が長期休館へ 大規模改修

大規模改修が予定される仙台市青年文化センター
大規模改修が予定されるイズミティ21

 仙台市は老朽化する市青年文化センター(青葉区)、イズミティ21(泉区)の大規模改修に乗り出す。市青年文化センターは今年10月から1年間、イズミティ21は2022年4月から2年間、それぞれ長期休館して工事を進める。大型イベントの会場として利用者の多い両施設だが、市は「影響が出ないように努める」と周知を強化する。
 市青年文化センターは1990年の開館から30年を迎えた。初の全館休館に踏み切り、老朽化の激しい天井部分を張り替えるなどし、新たにスプリンクラーなどの設備を取り付ける。
 指定管理する市市民文化事業団が館内に事務所を構えるが、休館中は民間ビルに一時移転し、臨時事務所を開く。休館中の施設予約は既に中止しており、臨時事務所を開設後、再オープンする2021年10月以降の予約を受け付ける。
 毎年秋に開催される仙台クラシックフェスティバル(愛称せんくら)の主会場だが、20年は休館直前、21年は再開館直後に日程を設定することで影響を避ける。
 同センターを本拠地とする仙台フィルハーモニー管弦楽団は休館中、定期公演の会場をイズミティ21に変更する。座席数が800から1450に増えるため、1日2回公演を1回に減らす。
 市文化振興課の中山秀一課長は「地震でホールの天井が落ちたら大惨事になる。安全に音楽や公演を楽しんでもらえるよう大改修に踏み切る」と説明する。
 イズミティ21は1987年の開館後、初の大規模改修となる。各種設備の経年劣化に加え、メーカーが生産中止した修理部品が少なくなく、更新に踏み切る。
 幼児や親子向けコンサート、落語家の独演会や宝塚歌劇団の公演、演奏会や発表会など多様なイベントに使われ、2018年度は約26万人の利用があった。
 市は長期休館を市民に幅広く案内した上で、21年に利用予約の受け付けを中止する。工事の日程や詳細は22年に入り、指定管理する市市民文化事業団などのグループと協議して決める。
 市地域政策課の大村仁課長は「休館中は市民に迷惑を掛けることになり申し訳ない。広報や周知に万全を期し、他施設の利用などを呼び掛けたい」と話した。


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2020年02月25日火曜日


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