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新人が議長席を占拠、開会1時間遅れ 宮城・岩沼市議会

飯塚議長(左)から自席に戻るよう説得される田村議員

 宮城県岩沼市議会で25日、昨年12月に初当選した無所属の田村宏議員(72)が議長席を一時占拠し、2月定例会の開会が約1時間遅れた。飯塚悦男議長(71)らと押し問答を続け、議場が混乱した。
 開会予定の午前10時、飯塚議長と佐藤一郎副議長(65)が議長席に座る田村議員に、自席に戻るよう説得を繰り返した。飯塚議長は「妨害しないでください。ここは私の席。議事運営ができない」と訴えたが、田村議員は「文句があるならかかってこい。ここは俺の席だ」などと強弁した。
 他の議員からも田村議員への批判が相次ぎ、退席する議員もいた。飯塚議長は午前11時ごろ、議長席隣の議会事務局長席のマイクを使い、開会を宣言。田村議員は自席に着き、議事が正常化した。
 田村議員の支持者が今月10日、市議会議員政治倫理条例に基づき、正副議長を対象に政治倫理審査を請求したのが発端だ。書類の不備を理由にまだ受理されていないが、田村議員は条例の規定により、最年長の自分が議長職を代行すると主張。飯塚議長は「条例の規定は本会議には関係ない」として退けた。


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2020年02月26日水曜日


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