宮城のニュース

多賀城市談合 贈収賄の疑いで市幹部ら2人再逮捕

 宮城県多賀城市水道事業発注の入札で市幹部が業者に予定価格を漏らしたとされる事件を巡り、無償で自宅敷地の整地工事をしてもらった見返りに入札情報を漏らしたとして、宮城県警捜査2課は26日、収賄の疑いで市水道事業管理者佐藤敏夫容疑者(69)=多賀城市市川=を、贈賄の疑いで長尾設備(多賀城市)社長長尾賢一容疑者(70)=宮城県七ケ浜町遠山3丁目=をそれぞれ再逮捕した。
 佐藤容疑者の逮捕容疑は、市内の配水管工事の入札情報提供に関する見返りと知りながら2019年8月下旬〜9月下旬、長尾設備に自宅敷地の工事をしてもらった際、工事代金十数万円の支払いを免除してもらった疑い。長尾容疑者は利益を供与した疑い。
 県警は両容疑者の認否を明らかにしていない。
 県警は、代金の支払いを免除された工事が、どの入札の情報提供に対する見返りに当たるかなどの裏付け捜査を進めている。
 昨年10月1日にあった市水道事業発注の配水管移設工事の制限付き一般競争入札で、佐藤容疑者が同9月、長尾容疑者に予定価格を漏らし、その情報を基に長尾設備が落札したとして、県警は今月4日に両容疑者を逮捕。仙台地検は25日、佐藤容疑者を官製談合防止法違反などの罪で、長尾容疑者を公競売入札妨害罪でそれぞれ起訴した。


関連ページ: 宮城 社会

2020年02月26日水曜日


先頭に戻る