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「2040年に100万人」目標維持 岩手県が人口ビジョン改訂案

 岩手県は県人口の将来推計と目標値を「2040年で100万人程度」とする「人口ビジョン」の改訂案を示した。15年10月策定の現行ビジョンで定めた目標値を維持し、雇用の確保や育児環境の整備に力を入れる。3月中に最終決定する。
 県人口は15年国勢調査で127万だった。これを元に国立社会保障・人口問題研究所は、少子化や人口流出を踏まえて40年の県人口を95万7788と推計している。
 県は、地域経済の活力や税収減に歯止めをかけるには人口100万の維持が不可欠と判断。少子化や人口流出の対策が効果を発揮すれば、40年には103万7000になるとの独自推計を示した。
 女性が生涯に生む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.41(18年)から2.07(40年)に引き上げる。19年に4370人減だった人口流出入は、24年の増減ゼロを目指す。
 具体策は第2期岩手県ふるさと振興総合戦略(20〜24年度)に記載する。
 医療費助成や結婚サポート、育児休業の普及といった官民挙げての取り組みで少子化を緩和。震災ボランティアら岩手に繰り返し行き来する人たちを「関係人口」に位置づけ、将来の移住につながるよう住まいや就職先の情報発信に努める。
 達増拓也知事は25日にあった2月定例県議会の一般質問に「岩手の魅力を高める振興策を一層力強く進めたい」と応じた。


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2020年02月26日水曜日


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