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卒業式の規模縮小相次ぐ 宮城県内の高校 受験機会は確保

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、宮城県内の高校で卒業式の規模縮小が相次いでいる。体育館から教室への会場変更や、保護者や在校生らの出席を見送るなどしてリスク低減を図る。県教委は26日、3月の公立高入試に関し、感染者向けに受験機会を確保することを明らかにした。
 県教委によると、卒業式の縮小を決めた県立高は25日現在で12校。今後も増える可能性がある。3月1日に約300人を送り出す仙台二高(青葉区)は在校生の参加を見送り、講堂に設ける座席の間隔を通常より広くする。同校の担当者は「大学入試に臨む生徒もいるので、感染を未然に防ぎたい」と話した。
 仙台市立では仙台工高(宮城野区)が2年生の参加を取りやめる。私立では県内18校のうち、検討中の4校を除く14校が規模縮小を決定。校長式辞を紙で配布したり、生徒1人につき保護者1人の来場を呼び掛けるなどの工夫を行う。
 県教委は3月4日に実施予定の公立高入試について、追試験対象にこれまでのインフルエンザなどに加え、新型肺炎も追加した。追試がある10日と2次募集がある23日に受験機会を設ける。いずれの日程でも完治しない場合は、調査書の内容などを踏まえて総合的に選抜する方針。
 県教委高校教育課の担当者は「状況は日々変化するが、受験機会は保証する。安心して準備を進めてほしい」と話した。
 26日現在、卒業式の縮小を決めた高校は以下の通り。

 【公立】大河原商▽亘理▽仙台三桜▽仙台向山▽仙台東▽仙台二▽利府▽富谷▽古川▽志津川▽大河原商(定時制)▽宮城二工▽仙台工
 【私立】東北▽仙台育英▽仙台城南▽明成▽東北生活文化大▽宮城学院▽聖和学園▽仙台白百合学園▽尚絅学院▽常盤木学園▽聖ウルスラ学院英智▽聖ドミニコ学院▽西山学院▽古川学園


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2020年02月27日木曜日


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