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「卒業式は」「補習は」…突如休校で仙台の小中困惑

突然決まった最終登校日に学校へ向かう児童=28日午前7時50分ごろ、仙台市太白区の八木山小

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、政府が全国の小中高校などに臨時休校を要請した28日、仙台市内の小中学校には困惑が広がった。突然、学年末を迎えることになった児童生徒は、同級生と会えなくなることを寂しがり、教職員は年度末に集中する行事や事務手続きへの対応方針が定まらず、頭を抱えた。
 青葉区の上杉山通小(児童944人)は午前8時半、職員会議を急きょ開催。突如訪れた学年末に教職員は「卒業式はどうするか」「6年生は荷物を全て持ち帰らせるのか」「転校する児童にどう在学証明書を手渡すか」などと議論した。
 「取りあえずは普段通り、学級指導に当たってほしい」と指示した今野孝一校長。学習面の遅れに関しては「東日本大震災直後の経験があり、年度明けの補習で対応できる」と語った。
 太白区の八木山小(児童504人)では、休校の方針を知った児童が職員室に「あしたから休みって本当ですか」と真偽を尋ねる姿があった。3年生の女子児童(9)は「友だちと会えなくなって寂しい」と肩を落とし、5年生の男子児童(11)は「ずっと家にいてもつまらない」と嘆いた。
 後藤景子校長は「急な休校要請に驚いた。朝の職員会議だけでは間に合わない。臨時の会議を何度も開くため、忙しい一日になる」と慌ただしそうに語った。


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2020年02月28日金曜日


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