宮城のニュース

一斉休校に55%が「賛成」 とも特緊急アンケート

2009年、新型インフルエンザの感染が広がった際に閉鎖された仙台市内の小学校の教室

 宮城県と仙台市は3月2日から公立の小中高を一斉に臨時休校することを決めました。新型コロナウイルスの感染対策として出された文部科学省の要請を受けたものです。河北新報「読者とともに 特別報道室」は28日午後、会員制交流サイト(SNS)の無料通信アプリLINE(ライン)を使って緊急アンケートを実施、一斉休校への意見を聞きました。夕方までに43件の回答が寄せられ、「賛成」が55%、「反対」が34%となりました。
◇ ◇ ◇
 回答者の半数以上が「子どもを感染リスクから遠ざけることを優先すべきだ」「遅いくらい」などと一斉休校の判断を評価。一方、「仕方がない」と理解を示しながらも「小学校低学年の子どもを留守番させるのは不安」「学童保育を長時間、開所させるのは矛盾」などの声も上がりました。期間が1カ月余と長すぎるといった指摘もありました。
 反対意見としては「医療関係者が出勤できなくなる」など、子どもの預け先を探す苦労や、休み中の子どもたちの生活を案じる意見が目立ちました。今後、県内で感染者が確認されたら新年度も学校が再開できないのではないかという懸念、政府判断の唐突さを批判する回答も寄せられました。
 長期化した場合の対策として、タブレット端末を配布して自宅でも授業を受けられる態勢づくりや、メールを使った宿題の配信を検討してほしいという要望がありました。
 回答の内訳は、方向性も含めた賛成が24、反対が15、その他が4。主な意見は次の通り。
(デジタル推進室)


◎コロナウイルスの蔓延を阻止するには仕方がない事だと思います。しかし我が家には小6の卒業を迎える子供が居るので複雑です。進級のみならば不足分の授業は対応可能かと思いますが、卒業・進学の場合対応が難しい様に思います。
(東松島市・会社役員・女性・39歳)

◎学習における平等の観点から、特定の地区に限定して休校にするよりは良いと思います。
(仙台市青葉区・男性・21歳)

◎子どもが生活にリズムを作り、心身の健康を保つには? 養護教諭からも情報が欲しいですね。
(塩釜市・女性・45歳)

◎職場はテレワークのできない職種。行政は横並びの対応ではなく、地域に即した対応をとって欲しい。
(仙台市太白区・医療系・女性・44歳)

◎現在東北地方はコロナウイルスの影響は有りませんので一斉の休校しなくてもよいのでは、午前中で帰るとかの方法をかんがえてもいいのでは?
(名取市・無職・男性・78歳)

◎授業が終わらないまま学年を終えてしまうこと、約3週間外出を控えるのはうつになりそう、休校にしたところで本当に感染対策になり効果を発揮できるのか、親がウイルスをもらってきたら意味がない、塾に通ってないので勉強に差がつきそう、など不安は尽きません。
(松島町・高校生・女性・17歳)

◎今後、在宅で授業を受けられるような体制をとれるようになって欲しいですね。PCで、先生が授業を中継する。もしくは、最低でもタブレット端末で対応出来るようになって欲しい。
(仙台市宮城野区・会社員・女性・40歳)

◎子どもたちだけで家庭にいるので、火事や不審者、地震などの何かあったら困ります。早目に帰ったり、遅くの出勤にして欲しいです。
(大崎市・公務員・男性・40歳)

◎呼吸器系が弱い高齢の家族がいるため、学校を通じて子供がウイルスを持ち込むことを懸念していました。新年度についても、命を第一に考えた対応をお願いしたいです。
(仙台市宮城野区・自営業・男性・49歳)


関連ページ: 宮城 社会

2020年02月28日金曜日


先頭に戻る