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東北、3月2日以降休校 部活の自粛や学校利用制限

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に伴う国の通知を受け、東北6県教委は28日、3月2日以降に県立学校を臨時休校する方針を決めた。春休み期間前までの予定で、各市町村教委にも小中学校の休校を要請した。特別支援学校で対応が分かれたが、部活動の自粛など学校施設の利用制限は国の求めに応じる形となった。
 県立学校で2日から休校措置を取るのは、青森を除く5県教委。秋田は県立中高と特別支援学校の計69校を対象にするほか、市町村教委が小中学校を2〜4日から休校にする。
 佐竹敬久知事は28日の記者会見で「学校や放課後児童クラブなどがいかに連携するかが重要だ」との認識を示した。
 福島は休校中の生活や学習を指導するため、中学と高校で3月3日を登校日に設定。山形も県立学校や市町村教委に6日までの平日1日を登校日にできる考えを伝えた。
 青森は東北で唯一、3日から休校に入る。国の急な要請に、県教委の担当者は「学習用のプリント作成など休校の準備が必要になる」と説明する。
 障害者が通う特別支援学校では、宮城が通常授業を続ける。他の5県は休校するが、岩手は15校のうち放課後の受け入れ態勢が整っていない場合に限り、休校開始を最長5日まで延ばせる。
 授業以外にも影響が広がる。部活動は全6県教委が学校現場に自粛を要請。卒業式も保護者の出席を制限したり、時間を短縮したりするケースが多い。
 宮城は、共働き世帯などの児童について学童保育で対応するよう求めた。受け入れが難しい場合は、学校の開放などを検討する。
 村井嘉浩知事は報道各社の取材に「(国が要請した2日まで)時間がないため、急いで方針を決めた」と語った。


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2020年02月29日土曜日


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