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塩釜市、震災追悼行事を中止 宮城県と仙台市は縮小開催へ

 仙台市で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことなどを受け、塩釜市は29日、3月11日に予定していた屋内での東日本大震災追悼行事の中止を決めた。石巻市は自由献花方式に切り替え、県や仙台市なども追悼行事を縮小する意向を示した。
 塩釜市によると、市体育館で予定していた自由献花方式の追悼行事を中止。塩釜港を望む千賀の浦緑地にある震災モニュメント前に献花台を設け、震災の起きた時間に佐藤光樹市長が黙とうする。
 石巻市は、河北総合センターで予定していた震災の追悼式典を取りやめ、自由献花方式とすることを決めた。祭壇を設置して献花を受け付け、政府主催の追悼式を放映する予定。受付時間は今後検討する。市役所本庁舎と各総合支所での献花は予定通り受け付ける。
 村井嘉浩知事は、震災追悼行事の規模を縮小する考えを明らかにした。県庁であった対策本部会議で表明した。
 感染の原因になりかねないため、ペンを共有する記帳台の設置は取りやめ、献花用の仏花は使い回ししない。村井知事は「追悼行事の中止も考えたが、県民の思いに沿うなら(縮小)実施が望ましい」と語った。
 郡和子仙台市長は記者会見で「犠牲者を悼み、教訓を後世に引き継ぐ追悼式の意義は変わらないが、感染確認は重く、市民の心配も多くなるため、望ましい形を検討する」と述べ、規模の縮小を示唆した。
 気仙沼市は震災の追悼式について、自由献花方式にするかどうかも含めて検討している。


2020年03月01日日曜日


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