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宮城県の公共施設で休館相次ぐ 子育て支援、図書館など

「全館利用禁止」のお知らせが掲げられた山元町つばめの杜ひだまりホール

 新型コロナウイルスの感染拡大と仙台市での感染者の確認を受け、宮城県内では公共施設を休館にするなどの動きが相次いだ。

▽仙台市
 仙台市は市内5カ所の子育て支援施設「のびすく」や市天文台(青葉区)などで、臨時休館やイベント中止を決めた。
 「のびすく」は3月31日まで臨時休館。一時預かりは既に予約を受けている子どもに限り、受け入れる。
 保育所や認定こども園の一部を地域の親子に開放し、サロンなどを開催する市内29カ所の「地域子育て支援センター」も31日まで休止する。子育て相談や情報提供などは、各施設とも電話により継続する。
 各区保健福祉センターなどが3月中に予定した1歳半、2歳半、3歳の各幼児健康診査は延期し、後日実施する。生後3〜4カ月の乳児を抱える親の育児教室は中止する。
 市天文台は、31日までプラネタリウムとひとみ望遠鏡のガイドを休止。展示室は観覧できる。天文台長によるサイエンスカフェ、21日のピアノコンサートや22日のサイエンス講座などを中止する。
 泉岳自然ふれあい館(泉区)も31日まで団体、個人とも宿泊利用を休止する。日帰りは多目的ホールや研修室の利用を見合わせるが、売店などがある休憩コーナーと総合案内は利用が可能。キャンプ場は31日まで冬季閉鎖している。

▽塩釜市
 塩釜市は31日まで、公民館や体育館などの公共施設を原則閉館とする。

▽気仙沼市
 気仙沼市は、市東日本大震災遺構・伝承館で「3.11メモリアルイベント」と銘打って1〜31日に開催予定だった複数の企画を中止する。伝承館は閉鎖しないため来館は可能。
 中止は特別防災セミナー(8、15、22、29日)、同市階上中の生徒による語り部ガイド(11日)、開館1年を振り返るシンポジウム(14日)、気仙沼市出身のシンガー・ソングライター熊谷育美さんのライブ(20日)など。

▽多賀城市
 多賀城市は2〜31日、市立図書館や公民館などの公共施設を休館し、一部窓口業務以外は行わない。15日までだった市主催イベント中止期間も31日まで延ばす。

▽栗原市
 栗原市は、市内の図書館や体育館、公民館など市社会教育・体育関連の全77施設の小中高生の利用、入館を2日から24日まで禁止する。放課後児童クラブの全12施設は3日以降、長期休業時と同様に午前7時半から開所する。
 同市の国立花山青少年自然の家も15日までの利用者受け入れを中止している。

▽富谷市
 富谷市は、総合運動公園施設や各公民館、民俗ギャラリーなどの利用中止を繰り上げ、3日からとする。各公民館での市・県民税などの申告相談は予定通り行う。

▽蔵王町
 蔵王町は2日〜4月7日、町ふるさと文化会館(ございんホール)や町B&G海洋センターなどの公共施設を臨時休館とする。対象は他に町立図書館、勤労者体育センター、子育て支援センター、各地区公民館。小中学校の体育館は貸し出しを制限する。
 町総合運動公園の野球場、テニスコート、多目的グラウンドは高校生を除く18歳以上が利用できる。4月10〜14日に蔵王エコーラインで開催予定だった雪の回廊を歩く恒例行事「雪の壁ウオーク2020」は中止を決めた。

▽山元町
 山元町は3月1〜31日、町つばめの杜ひだまりホールなど不特定多数の人が集まる公共施設約10カ所の利用を休止する。ほかに、ふるさとおもだか館、中央公民館、町民体育館、深山山麓少年の森など。各窓口の開業は続ける。

▽涌谷町
 涌谷町で2月29日に開催予定だった「町歴史フォーラム〜伊達騒動と涌谷〜」(実行委主催)は、急きょ中止された。


関連ページ: 宮城 社会 新型肺炎

2020年03月01日日曜日


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