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湯沢・雄勝高、42年の歴史に幕 規模縮小でも明るく巣立ち

校舎の前で記念写真に収まる雄勝高最後の卒業生ら

 秋田県湯沢市の雄勝高は1日、卒業式と校旗降納式を行った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた警戒態勢の中、最後の卒業生が学びやを巣立ち、42年間の歴史に終止符を打った。
 同校によると、卒業式には卒業生35人と教職員のみ出席した。政府と秋田県教委の方針で規模を縮小し、保護者や在校生、来賓らの参加を見送った。会場は体育館から一回り小さい武道場に変更した。全員がマスクを着用し、卒業証書の授与と校長の式辞、卒業生代表の答辞のみ実施した。
 在校生代表の送辞は事前にプリントで配布された。校歌と国歌、蛍の光などの斉唱も取りやめたという。
 卒業生の赤平雅人さん(18)は「校歌も歌えず、ある意味思い出に残る卒業式になった」と振り返った。松田新一さん(18)は「1、2年生が出席できなくて寂しかった」と語った。
 答辞を述べた本郷詩津希さん(18)は「教えていただいた先生方だけでも参加いただけてうれしかった」と話した。
 男子卒業生の母親(49)は「卒業式を楽しみにしていたので、とても残念。せめて先生にお礼を伝えたくて学校に来た」と語った。
 校旗降納式は19日の予定を、急きょ卒業式後の1日午後に変更した。
 4月からは湯沢翔北高の地域校となり、雄勝キャンパスとして再スタートする。


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2020年03月02日月曜日


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