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「野馬追」軸に外国人を誘客 南相馬で戦略探るツアー

甲冑の着付けを体験する参加者

 福島県相馬地方の夏の伝統行事「相馬野馬追」を軸に、通年で外国人を呼び込む観光戦略を探るトライアルツアーが1日までの2日間、福島県南相馬市内であった。首都圏の外国人や旅行代理店関係者6人が参加。甲冑(かっちゅう)の着付け体験や甲冑工房訪問などを通して、誘客に向けた課題を洗い出した。
 復興庁の交流拡大モデル事業を活用して東武トップツアーズが主催。初日は主会場の雲雀ケ原祭場地を見た後、観光協会が入る銘醸館で男女4人が実際の装束と甲冑を身に着け、会員制交流サイト(SNS)で映える写真を撮った。
 ベトナムからの留学生グエン・バン・ルオンさん(28)は初めて体験し「重いが、サムライみたいな力を持てる気がする。日本の伝統文化や地方には魅力がある」と話した。
 2日目は早朝、砂浜での馬の練習風景や甲冑工房を見学。意見交換では「(SNSで影響力のある)インフルエンサーの活用が重要」「子どもも楽しめる要素がほしい」「甲冑姿で実際に馬に乗って街中を歩きたい」「ホテル、2次交通、ガイドの環境整備を望む」などのアイデアが出された。


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2020年03月02日月曜日


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