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むつ市、核燃税条例案を提出

 青森県むつ市は2日、市議会2月定例会に、同市に搬入予定の使用済み核燃料に課税する条例案を提出した。県が課税の意思を示していない中、市が単独で核燃料への課税を目指すのは異例。採決は次回定例会以降になる見込み。
 条例案によると、課税対象はリサイクル燃料貯蔵(RFS)が市に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設に運び込まれる燃料。法定外普通税で、受け入れ時に燃料のウラン重量1キロ当たり1万9400円、貯蔵は1キロ当たり1300円を徴収する。税率は5年ごとに見直す。
 事業者の経営状況や天災などの事情に合わせ、必要な場合に減免措置を取ることも盛り込んだ。
 特定納税義務者のRFSは取材に「当社の経営に著しいインパクトを与える極めて大きな問題。十分な話し合いをする必要がある」とのコメントを出した。地方税法に基づき、16日までに市に意見を伝える。
 条例案は課税を検討する市議会特別委員会で審査される。委員会での採決は次回以降の定例会に持ち越しになる見込み。
 市はRFSの事業開始を2021年度と見込む。同社は先月中旬、新規制基準適合性審査を終え、合格に向けて審査内容を反映した最終の補正書の提出を目指している。


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2020年03月03日火曜日


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