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福島・塙町官製談合問題 「ランク無視 混乱招く」 百条委が調査報告

 福島県塙町発注の公共工事入札を巡り、官製談合防止法違反(入札妨害)の疑いで宮田秀利町長(70)が県警棚倉署などに書類送検された問題で、地方自治法100条に基づく町議会調査特別委員会(百条委)は2日、調査結果を3月定例会で報告した。
 報告書は、宮田町長が当初の参加業者4社のうち2社を除外して新たに4社を加えたことを「一般的な入札参加基準のランク付けを無視した追加指名が不適切な事務処理につながり、大きな混乱を生じさせた」と指摘した。
 証人喚問で元総務課長や元まち整備課長と宮田町長の言い分が食い違った点については、3者の答弁を記載するにとどめた。割貝寿一委員長は「官製談合があったかどうかは司法の判断に委ね、町民には事実関係を語ったありのままの証言で判断してほしい」と話した。
 宮田町長は取材に「町民を混乱させ、町のイメージダウンを招いたことはつらいが、私に後ろめたいことは一切ない」と述べた。
 宮田町長は2017年1月執行の定住促進住宅新築工事指名競争入札で、参加業者4社のうちAランクの2社を除外し、本来参加資格のないCランクの4社を加えた疑いで昨年9月に書類送検された。
 入札は新たな4社のうちの1社が約4072万円で落札し、受注した。17年5月には4社が、県の経営事項審査を受けていないことが判明。県は同年7月、審査を受けずに公共工事を受注し建設業法に違反したとして、業者に再発防止を指示する行政処分を出した。
 百条委は昨年12月に設置され、宮田町長ら関係者3人を証人喚問した。


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2020年03月03日火曜日


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