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震災9年、農地の復旧71%止まり 福島

 農林水産省は2日、東日本大震災の発生から9年になるのを前に、今年1月末時点の農林水産業の復旧状況を公表した。津波被害を受けた農地は岩手、宮城各県でほぼ全てが復旧した一方、東京電力福島第1原発事故の影響が残る福島県は、前年から4ポイント増の71%にとどまった。
 岩手は転用を除く被災農地550ヘクタールの復旧が完了。宮城は1万3710ヘクタールのうち、前年比30ヘクタール増の1万3640ヘクタールが営農再開可能となり、農水省は2020年度中の工事終了を見込む。福島は4550ヘクタールのうち3250ヘクタールが復旧。前年と比べ210ヘクタール増えた。
 漁港は岩手が108カ所のうち102カ所で、宮城は142カ所のうち127カ所で水揚げ機能が回復した。水産庁は20度中の復旧完了を目指す。福島は17年度に10カ所全てが回復した。
 青森県から千葉県までの太平洋側の海岸防災林は、対象となる計164キロのうち前年から10ポイント増え79%が復旧した。


2020年03月03日火曜日


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