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東日本大震災追悼式 仙台市も式典中止、自由献花のみ実施

 仙台市は4日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、東日本大震災追悼式の式典を中止し、会場の宮城野体育館(宮城野区)で遺族と招待者の自由献花のみ実施すると発表した。政府主催の追悼式が中止の方針となり、判断した。
 献花は11日午後1〜4時で郡和子市長も訪れる。消毒用アルコールを設置し、マスク着用を呼び掛けるなど予防策を講じる。勾当台公園市民広場(青葉区)での追悼式中継はやめる。
 献花場は午前8時半〜午後5時、市民広場と宮城野、若林、太白、泉の4区役所に開設。せんだい3.11メモリアル交流館(若林区)への設置は取りやめる。
 市民広場で予定した行事「キャンドルナイト2020」(実行委員会主催)は中止が決まった。
 郡市長は「遺族、市民の気持ちを思うと、追悼式の規模縮小は残念でならないが、3月11日を迎える特別な思いに変わりはない」との談話を出した。
 宮城県内では塩釜市が自由献花方式の追悼行事を中止。石巻、気仙沼、名取、岩沼各市や南三陸町などは式典を見合わせ、自由献花のみ実施する。東松島市や女川町は時間、規模を縮小して式典を開催する。
 県の追悼行事は筆記用具を共有する記帳所を設けず、仏花の使い回しもしない方針。村井嘉浩知事は「宮城にとって特別な意味のある行事。対策を講じた上で、県庁と県内2カ所で実施する方針を変えるつもりはない」と語った。11日は亘理町を訪れ、献花する。


2020年03月05日木曜日


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