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卒業式の延期難しい 仙台市教委「決断理解を」

 仙台市教委は5日、市議会2月定例会の予算等審査特別委員会で、市立小中学校の卒業式に関し「時期をずらして実施することは難しい」と答弁し、延期は検討しない方針を示した。
 小中学校の卒業式は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、保護者や在校生の出席を認めず、卒業生と教職員で実施する。議員は「卒業式は一生心に残る思い出。できる限り配慮するのが大人の役割だ」と強調し、保護者が出席できるよう延期の検討を迫った。
 佐々木洋教育長は「市内で感染者が確認され、この先の見通しが立たない」と理由を説明し「子どもの晴れ姿を見たい気持ちは十分に理解している。感染予防を第一に考えた苦渋の決断だ」と理解を求めた。
 市教委によると、「卒業式」の立て看板前で写真撮影できる時間を設けたり、卒業式の模様を動画撮影してDVDで販売したり、感染拡大が収まった後で視聴する機会をつくるなど、保護者不参加の善後策を検討する学校もあるという。


2020年03月06日金曜日


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