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<いぎなり仙台>さあオリパラだっちゃ![6]ソフトボール 競技復活 チームの励み

東京五輪の今年、雪辱に燃える女子ソフトボール部員たち=仙台市青葉区の東北福祉大
太田ひかりさん

 真冬の屋内練習場に球音が響く。仙台市青葉区の東北福祉大女子ソフトボール部。選手たちは寒さに耐えながら白球を追い、打撃や守備の練習に励んでいる。
 全日本大学選手権で優勝3回を誇る強豪チーム。2018年は3位入賞を果たしたものの、19年は初戦で敗退。所属する1〜3年生の28人は東京五輪が開かれる今年、雪辱を期す。主将の3年早坂瑞希さん(21)は「五輪の刺激をばねにして上位を狙う」と誓う。
 エース上野由岐子投手の「伝説の413球」で、日本が金メダルに輝いた08年北京五輪から12年。正式種目から外されたソフトボール競技が、東京五輪で復活する。早坂さんは「見どころは『女イチロー』と呼ばれている山田恵里外野手の打撃。今回も確実に金メダル候補」と期待を寄せる。
 国内の競技環境は十分と言えない。スポーツ用品店に並ぶグラブは野球用が大半を占め、ソフトボール用はごくわずか。「五輪を機に競技人口が増え、品ぞろえがよくなればうれしい」と願う。
(田柳暁)

◎上野投手に注目/東北福祉大女子ソフトボール部副主将の太田ひかりさん(21)

 中学1年でソフトボールを始め、投手一筋。練習は厳しいですが、打者を抑え込んだ時が一番うれしいです。東京五輪の注目は上野投手。速球で三振をどれだけ奪えるのか、今から楽しみです。

[ソフトボール]1996年アトランタ五輪で女子が正式種目となり2008年北京は日本が金メダルを獲得。12年、16年の五輪は正式種目から外され、20年夏の東京で追加種目に選ばれた。7月24日の開会式に先立ち、22日に福島県営あづま球場(福島市)で予選がスタートし、全33競技の先陣を切る。


2020年03月06日金曜日


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