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宿泊キャンセル9.3万人 宮城県内の損害11億2000万円

 宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合は6日、新型コロナウイルスの影響に関する加盟宿泊施設への調査で、宿泊キャンセルが延べ9万3507人、損害額が11億2437万円に上ることを明らかにした。キャンセルのうち、訪日外国人旅行者は8413人で全体の9.0%だった。
 地区別では、秋保(仙台市)が全体の約4分の1に当たる2万4891人、3億9222万円に上った。コンベンション機能を持つ大型旅館が多く、組織・団体などの予約のキャンセルが相次いだ。
 仙台は1万4486人で1億567万円、松島・塩釜は1万3583人で2億1673万円。石巻、気仙沼両市、南三陸町などを含む三陸沿岸は1万2125人、1億3147万円だった。
 佐藤勘三郎理事長(ホテル佐勘社長)は「これほど多くキャンセルの電話やメールを受けたことはない」と影響の大きさを指摘。休業を検討する施設もあるといい「新しい予約はほぼ入らず、資金的な逼迫(ひっぱく)感が強まってくる。金融的、労務的な対策を県を通して国に要望する」と述べた。
 調査は加盟248施設を対象に実施し、116施設が回答。2月末までに寄せられたキャンセルを集計した。個人客を含めなかった施設もある。仙台市内のビジネス、シティーホテルの7〜8割は組合に加盟していない。


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2020年03月07日土曜日


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