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いわき・人工島で公共岸壁の運用開始 石炭を荷揚げ

小名浜港東港地区に初の荷揚げのため接岸した石炭運搬船

 福島県いわき市の小名浜港沖に造成中の人工島(東港地区)に整備された公共岸壁の運用が6日始まり、主な貨物となる石炭の荷揚げ作業が行われた。福島県と国は国際物流ターミナルを整備中。同港で今後見込まれている発電燃料用の石炭の取扱量増大に対応する。
 県などによると、入港したのは常磐共同火力(東京)が海上輸送契約を結ぶ石炭運搬船。勿来発電所(いわき市)で使用するオーストラリア産の石炭約5万トンを積んでいる。長さ約370メートルの岸壁に整備された荷役機械が稼働し、石炭を次々と荷揚げした。作業は1週間ほど続く。
 人工島は約54ヘクタールで、県が1994年に整備事業に着手。小名浜港が2011年、石炭の輸入拠点港湾「国際バルク戦略港湾」に選ばれ、大型船も接岸できる水深18メートルの航路などのターミナル整備が進められてきた。今回は暫定運用で、20年度には残る施設も完成し、本格運用に入る見通し。


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2020年03月07日土曜日


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