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須賀川・藤沼ダム決壊の教訓つなぐ 防災公園でつどい

祭壇に献花し、手を合わせる参列者=須賀川市滝

 東日本大震災で決壊した福島県須賀川市の藤沼ダム近くの防災公園で8日、「記憶をつなぐつどい」があった。7人が死亡し、1人が行方不明となった被害を後世に語り継ごうと、遺族や住民らが改めて誓った。
 約80人が黙とうし、献花した。加藤和記実行委員長は「震災を経験していない世代にも記憶をつなぎ、日頃の防災意識の向上と二度とあのようなことが起こらないよう努力したい」と述べた。
 藤沼ダムは修復を終え、2017年春に農業用水の供給を再開。19年3月にはダム東側の市道約1.5キロが開通し、湖畔を1周できるようになった。
 来年3月には、被災した滝地区の防災公園に慰霊碑が建立される予定。被災者の会代表の森清道さん(63)は「毎年、記憶を忘れないために続けていくことが大切だ。慰霊碑をシンボルにし、できるだけ長くつどいを続けたい」と話した。


2020年03月09日月曜日


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