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街角景気3ヵ月ぶり悪化 東北・2月 震災直後に次ぐ低水準

 東北活性化研究センターが9日発表した6県の2月の景気ウオッチャー調査結果によると、景気実感を3カ月前と比べた現状判断指数(DI、季節調整値)は31.1で、前月に比べ10.2ポイント低下した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅に下がり、3カ月ぶりに悪化した。
 東日本大震災以降では2011年3月の11.2、翌4月の16.2に次ぐ低水準。
 分野別(原数値)は家計動向が6.6ポイント低下の31.6と2カ月連続で前月を下回った。企業動向は13.4ポイント低下の27.3で4カ月ぶりのマイナス。
 多くのウオッチャーが新型コロナウイルスの影響を挙げ「面接の先送りや採用凍結、業績悪化に伴う内定取り消しが発生している」(人材派遣会社)、「キャンセルが相次ぎ、予約の動きも完全に止まっている。震災以来の危機感がある」(旅行代理店)と訴えた。
 2、3カ月先の見通しを示す先行き判断DI(季節調整値)は18.0ポイント低下の27.3で、3カ月ぶりの悪化。「特に対中国の輸出、輸入関連貨物に延期やキャンセルが出始めている」(輸送業)、「入学や卒業などの行事も縮小し、消費に大きく影響する」(百貨店)との指摘があった。
 センターは内閣府実施の東北分の調査を担当。小売業者など189人のうち170人から回答を得た。


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2020年03月10日火曜日


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