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東北の空港、国際線運航ゼロに

全ての国際定期路線が運休となり、人影がない国際線出発ロビー=9日午後、仙台空港

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため政府が9日、中国と韓国からの入国制限を強化したことを受けて、同日からアシアナ航空の仙台−ソウル線が運休となった。仙台空港(名取市、岩沼市)をはじめ、東北発着の国際定期路線が一時的に全て運休となった。
 9日の仙台空港2階の国際線出発ロビーは人影もなく、出国待合室の免税店は休業した。国内の出張や旅行の自粛も広がり、国内線も「2月末以降は全体の搭乗率が50%を切っている」(仙台空港)という。
 アシアナ航空は週7往復運航する仙台−ソウル線を31日まで運休。仙台と中国本土を結ぶ路線は、中国国際航空がいずれも週2往復運航する大連経由の仙台−北京線、仙台−上海線を28日まで運休。29日の上海線、31日の北京線も運休になるとみられる。
 仙台発着の国際線では、タイ国際航空が週3往復運航するバンコク線も29日まで運休する。台北線はエバー航空(週7往復)が12日まで、タイガーエア台湾(週5往復)は28日まで、ピーチ・アビエーション(週7往復)は18日までの運休を決めている。
 国内線では19日まで、日本航空が大阪線と札幌線を、全日空が札幌線を減便。全日空は12日まで福岡線を運休する。
 仙台以外でも、青森空港(青森市)発着が大韓航空のソウル線が5月31日まで、エバー航空の台北線が3月22日までそれぞれ運休。花巻空港(花巻市)では中国東方航空の上海線が7月11日まで、タイガーエア台湾の台北線は3月の便をそれぞれ運休する。
 福島空港(須賀川市、福島県玉川村)、山形空港(東根市)では国際チャーター便の運航取りやめがあった。国内線も一部減便している。


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2020年03月10日火曜日


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