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灯籠の光 心の懸け橋 鹿折の災害住宅で竹飾り付け 宮城・気仙沼

竹灯籠に犠牲者を追悼するメッセージを貼る住民=10日午後5時30分

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市鹿折地区にあり、266世帯が暮らす市内最大の災害公営住宅「市営鹿折南住宅」で、住民が竹灯籠を並べ犠牲者を悼んでいる。11日は夜通し明かりをともす。
 住民でつくる鹿折南住宅自治会が初めて企画した。敷地内にある津波の教訓を伝える石碑「津波記憶石」の周辺に飾り付けをし、9日に点灯を始めた。
 灯籠は約40本あり、高さは約20〜180センチ。発光ダイオード(LED)などを使用した。石を中心に、扇状に左右11本ずつ飾り、小さな灯籠は石の周辺に配置した。
 10日は住民が集まり、雨の中で手を合わせたり灯籠にメッセージを貼り付けたりした。自治会の斎藤信夫会長(77)は「亡くなった方々を追悼すると同時に、震災の教訓を後世に伝えていくとの思いを込めた」と話した。


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2020年03月11日水曜日


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