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「希望の灯火」に鎮魂託す 宮城・岩沼

震災命日を前に犠牲者を追悼した「希望の灯火」=10日午後6時ごろ

 東日本大震災の犠牲者を追悼する行事「希望の灯火(あかり)」が10日、宮城県岩沼市下野郷の千年希望の丘相野釜公園であった。震災の記憶を後世に伝えようと市が企画し、今年で2度目。
 慰霊碑につながる通路沿いと避難丘に、市内の震災犠牲者数と同じ181個の灯籠を並べ、点灯した。市民や企業が寄付した灯籠約450個も用意していたが、悪天候のため設置を取りやめた。
 開会式で、菊地啓夫市長が地元関係者ら約70人を前に「3月11日の前日に震災で亡くなった181人をお迎えした。震災を忘れないよう協力してほしい」とあいさつ。参列者は慰霊碑前で献花した。
 集団移転した被災者らでつくる玉浦西まちづくり住民協議会の小林喜美雄会長(72)は「震災から9年たってもなお、地域の仲間を失った深い悲しみがよみがえる。今年も明かりを見ながら、亡くなった方々に思いをはせたい」と話した。


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2020年03月11日水曜日


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