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塩釜神社帆手まつり 規模縮小し開催

境内の外には出ず、氏子に担がれて表坂の石段を上るみこし

 港町に春の訪れを告げる帆手まつりが10日、宮城県塩釜市の塩釜神社であった。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため規模を縮小。雨の中、みこしが力強く境内を巡った。
 午前11時半すぎ、白装束の氏子に担がれた重さ1トンのみこしが表坂の石段202段を下りると、集まった市民らから拍手が起きた。
 お供の稚児や少年武者の行列はなく、大人だけで約150人と例年の4分の1。みこしは市内には繰り出さず、そのまま石段を上り境内を巡行した。
 江戸期から339年続く火伏せの神事で、例年は市内巡行で約9時間かかるが今年は2時間半で終えた。市民らは「見る人がこんなに少ないのは初めて」「見られてよかった」などと話した。
 氏子青年会の戸羽宏明会長は「十分な感染防止対策をして臨み、早期終息も願った。いつも以上に達成感がある」と述べた。


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2020年03月11日水曜日


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