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混雑解消へレーン増 仙台空港国内線検査場、国の対策項目増え改修

AからDの4レーンに増設された国内線の保安検査場。間仕切り壁をなくし、見通しも良くなった

 仙台空港を運営する仙台国際空港(名取市)は、国内線保安検査場を1レーン増設して計4レーンに改修した。昨年9月以降、国のテロ対策の一環で検査項目が増えたことに伴う混雑の解消が狙い。
 4レーンの運用により、最大1時間程度になることもあった待ち時間を30分程度に短縮できる見通し。当初は11日に始める計画だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で航空需要が低迷しており、回復するまでひとまず延期する。
 改修に先立ち、2月19日には手荷物を取り出したり上着を脱いだりするエリアとX線検査エリアの間にある仕切り壁を撤去。48インチモニターも設置し、検査手順などの動画上映を始めた。
 検査を担うジェイ・エス・エス航空保安事業本部仙台保安検査隊の佐藤奨(まさし)さん(30)は「壁の撤去で前の人の様子が見え、声も届きやすくなった。並びながら準備する人が増え、スムーズな検査につながっている」と話す。
 国内線の保安検査は上着やブーツなどのX線検査が追加され、仙台空港では1人当たりの検査時間がほぼ倍増。検査待ちの列が50メートル以上になることもあった。
 4レーン運用について、空港運用部の勇龍一さん(38)は「航空会社や検査会社と連携し、需要回復時に混雑を減らす態勢は整えた」と強調する。


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2020年03月12日木曜日


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