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虹を渡り思いよ届け 風船130個を大空に 名取・閖上

風船が舞い上がった空に現れた虹=11日午後3時ごろ、名取市閖上
追悼のメッセージを記した風船を飛ばす遺族ら=11日午後3時ごろ、名取市閖上

 宮城県名取市の津波復興祈念資料館「閖上の記憶」で11日、閖上中遺族会のメンバーらがハトをかたどった白い風船に追悼のメッセージを記して飛ばした。新型コロナウイルスの影響で「追悼の集い」は中止したが、県内外から約80人が集まり、鎮魂の思いを共有した。
 参加者は午後2時46分に黙とうした後、「忘れない」や「空から見守っていてね」と書かれた風船約130個を空に放った。
 強い風で一気に大空に舞い上がった先には、色鮮やかな虹。閖上中2年だった長女和海さん=当時(14)=、妻りつ子さん=同(42)=と義父母を亡くした自衛官佐々木清和さん(53)は「子どもたちが喜んでくれたのかな」と、大切な家族に思いをはせた。


2020年03月12日木曜日


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