福島のニュース

「手掛かり見つけたい」約250人が不明者捜索 福島県警

棚塩海岸で捜索に当たる署員ら=11日午後2時ごろ、福島県浪江町

 福島県警は11日、東日本大震災で津波被害を受けた沿岸部で、6警察署の署員ら約250人による行方不明者の特別捜索をした。南相馬市小高区の村上海岸など3カ所で骨とみられる3片が見つかり、県警は人骨かどうか調べる。
 浪江町の棚塩海岸では約1キロにわたり双葉署員ら約55人が捜索。午前10時から約5時間、台風19号で流れ着いた流木などをレーキやくわで丁寧にかき分け、遺留品などを探した。
 同署復興支援課の真殿純生巡査(23)=岡山県警から出向=は「震災当時は中学生で何もできず、少しでも福島の力になりたいと出向を希望した。日々のパトロールの合間にも捜索を続けており、今日も手掛かりを見つけたい一心で活動した」と話した。
 林学本部長は「震災から9年がたち、活動は困難さを増している。関係機関と連携し、今後も活動を続けたい」と述べた。県警災害対策課によると、震災による県内の行方不明者届け出は196件。


関連ページ: 福島 社会

2020年03月12日木曜日


先頭に戻る